おみがき
2024-07-19
毎年16日は、親鸞聖人のご命日をご縁に、仏教婦人会の例会が開催されます。
7月の例会では、お盆直前ということもあり、本堂等仏具のお磨きを行いました。
「昨今、墓終いや仏壇終いなどの言葉日常化するほど、私達の傍から手を合わすご縁が減っていっています。そうしなればならない事情があることは重々理解していますが、やはり寂しいものです。家族が揃い、仏壇の前に座し、共に手を合わす。それは、大切なものは何かということを伝えていく大事な時間です。業者にお手伝いをお願いしながら自分達で仏具のお磨きを行うという時間はまさにそういうご縁です。今日はよろしくお願いします」
との住職さんの挨拶。
「仏具には、磨き粉を使用して磨くタイプと、艶出し剤を塗りこむタイプの2種類があります。まずは特別な液体につけて汚れを落としますので、その後にみなさんで仕上げていきましょう」
とお手伝いいただいたハタ仏壇店さんの説明を受けて、和やかな雰囲気の中、手元に届いた仏具をしっかりと磨きました。
光源寺本堂・玄成寺・お内仏・納骨堂、これらの仏具を磨き上げるのに30人で一時間かかりました。おかげさまで仏具はピカピカに!
皆様お疲れ様でした。