降誕会~親鸞さまの誕生日~
2025-06-05
平成7年6月1日(日)
光源寺で、降誕会特別日曜礼拝が勤修されました。
浄土真宗を開かれた親鸞聖人は、今から850年ほど昔、京都にお生まれになりました。そのことをお祝いする法要が降誕会です。
晴天に恵まれたこの日、光源寺の本堂は100名を超す参拝者が集いました。子ども会・日曜礼拝・巍々山会・婦人会・シャンティーと日頃は別々に活動しているメンバーもこの日は一緒に正信念仏偈をお勤めしました。
光源寺で、降誕会特別日曜礼拝が勤修されました。
浄土真宗を開かれた親鸞聖人は、今から850年ほど昔、京都にお生まれになりました。そのことをお祝いする法要が降誕会です。
晴天に恵まれたこの日、光源寺の本堂は100名を超す参拝者が集いました。子ども会・日曜礼拝・巍々山会・婦人会・シャンティーと日頃は別々に活動しているメンバーもこの日は一緒に正信念仏偈をお勤めしました。
この日から夏用のお衣に身を包んだ住職さん。「阿弥陀さまのお慈悲は老・少・男・女・時・所・縁を選ぶことなくいつでもどこでもこの私に届いていてくさる。そのことを教えてくださったのが親鸞聖人です」とのご法話でした。
また今年は戦後80年の年でもあります。なにか平和への一歩を歩むことができないかと思い、この降誕会の時に紙芝居をすることを思い立ちました。この紙芝居は、光源寺の門徒で語り部であった故吉田勝二さんの被爆体験記。以前中学生が絵本として作成したものを、この度紙芝居に作り変えました。「平和の原点は人間の心の痛みがわかる心をもつこと」との平和へのメッセージが参拝された方々へ届いたのではないのでしょうか。
降誕会では恒例となったのが光源寺コーラス・シャンティによる合唱。「やさしさにであったら」「にじ」「世界が一つになるまで」そして「手のひらを太陽に」の4曲を披露してくれました。2名の新メンバーが加入し、楽しく活動している様子が歌声から響いてきました。
最後にこの降誕会を飾ってくれたのが、長崎では大人気の「変面ショー」。これもなにかのご縁でしょうか。事務所が光源寺と同じ町内にあり、今年になり何度か光源寺の境内でショーの撮影が行われました。一瞬で顔が変わる早業は間近で見ても驚くばかり。拍手喝采で締めくくられました。
最年少は2歳から最高齢は90歳まで、この日同じ光源寺の本堂に座し、手を合わせお念仏申し、時には涙し、時には笑顔になる。これこそが平和の姿だと思います。この日のご縁をいただいことに南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏と合掌させていただきました。