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活動報告

子ども会 バス旅行~島原へ行こう♪~
2022-08-29
子ども会バス旅行

 コロナ禍三年目の夏休み。
毎年恒例のお寺でのお泊り会は、今年も中止。
でも、何もないのは寂しいということで、「子ども会バス旅行~島原へ行こう!」~が企画されました。
 8月24日(水)この日の参加者は幼児から中学生そして引率の保護者あわせて31名。市民会館横から大型貸し切りバスに乗り込み出発。目的地は、雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)。ここは1991年(平成3年)に約200年ぶりに大噴火を起こした雲仙普賢岳の噴火の教訓を後世に伝えていまる施設です。溶岩ドームの様子が連日報道されていた記憶がいまだに思い出されすが、あれから30年以上経っていました。当然今の子ども達にとっては初めて耳にする話。展示室では当時の映像を見ながら、たった30年前に同じ長崎で起こった自然の怖さを学習しました。

 学習ばかりが本日の目的ではありません。子ども達にとっての本命はむしろこっち。同施設にある「こどもジオパーク」。ここは、トランポリンやボルダリングなど地球の力や雲仙火山の魅力を体全体で楽しみ、感じ、学ぶ体験ゾーンです。夏休み最後の週、そして平日ということもあり、密を気にすることなく遊ぶことができました。


 最後に寄ったのが、道の駅「みずなし本陣ふかえ」。ここは、国道251号沿い、雲仙普賢岳噴火で特に大きな被害を被った場所にあります。 残念ながら、お土産等を買うお店は閉店していましたが、隣接する「土石流被災家屋保存公園」は自由に見学できるようになっていました。ここには、被災した家屋が現状保存されています。2階まで土砂・火山灰で埋まった家屋を見て、子ども達も自然の驚異を実感したようです。
 
 楽しく、そして火山の怖さを学ぶ一日バス旅行はあっという間に過ぎ去ってしまいました。
「お泊り会もよかけど、バス旅行もまた行きたかね~」

来年の夏休みが早くも待ち遠しい一日となりました。
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