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活動報告

50回目の除夜の鐘
2019-02-04
12月31日午前9時
 
 今年最後のこの日、お寺は除夜の鐘の準備にかかります。
 
光源寺の梵鐘は昭和44年に再興されました。その年から数えて、ちょうど今年が50回目の除夜の鐘になります。
 
 いつも鐘の掃除をしてくれるのが、ひかり子ども会の子ども達。今年も家の掃除は後回し?で一番にお寺にかけつけてくれました。
 
 いつもより念入りに煤払いをしてくれた子ども達。本当にありがとう。
12月31日23時
 
 本堂には150人もの人が集いました。今年最後のお勤め、「除夜会勤行」が勤まります。
 
赤い聖典が配られ、参拝者全員で讃佛偈をお勤めしました。
「一日24時間、一年365日。私たちは朝起きて、いろいろな言葉を口にします。どのような言葉多いでしょうか?一年最後をしめくくる言葉。除夜の鐘をついて『ありがとうございました』と去る年にお礼を申して新年を迎えましょう」
 
 と住職さんの挨拶。
そして、光源寺の除夜の鐘では、参拝者全員にチョコレートと記念品が配られます。今年の記念品は京都西本願寺のご門主さまがお示しくださった
 
 『自分の殻に閉じこもることなく
穏やかな顔と優しい言葉を大切にします
微笑み語りかける仏さまのように』
というお言葉でした。
23時20分 除夜の鐘の一打目が響き渡ります。除夜の鐘は107打までを年内に、そして0時ちょうどに108打目を打ち鳴らし新年を迎えるのが習わしです。50年前は、参拝者が少なく一人10打担当した時もありました。しかし、近年は参詣者が多く、本堂で整理券を配って全員が一打づつ突きます。番号札は108で一回り。今年は5廻り目の76番まで付きました。
 順番を待っている間は、火に当たって寒さをしのぎます。近年は小さい子どもさんや、海外の方の参加も多い除夜の鐘。御仏の前で新年を迎えました。
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