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活動報告

除夜の鐘
2022-01-04
一年を締めくくる最後のお勤め「除夜会」
新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催となりました。
12月31日の大晦日。朝9時から梵鐘の煤払いが行われます。煤払いをしてくれるのは、ひかり子ども会のメンバー。幼稚園から中学生まで12人が集まってくれました。キレイに掃除をした後、お餅をお供えしてみんで一回だけ鐘を鳴らしました。


夜11時から本堂でのお勤め。続いて参加者全員が一人づつ鐘を突きました。例年500人以上が鐘を突きますが、今年は参加者もコロナで控え気味、約300人が参拝されました。
 お酒のふるまいは中止。記念品に抱負を書くことも中止。鐘を突く前は一人一人手の消毒をするなど、コロナ禍の影響で、今年は除夜の鐘は様子がこれまでと異なりました。
 それでも、今年はサプライズが2つ用意されていました。
1つは、京都の大文字焼を模した、光源寺のキャンドル文字。本堂で参拝を済まし、境内を振り向くと境内に「光」の文字が浮かび上がっています。コロナ禍で厳しい歩みではありますが、新しい年への希望を「光」の灯で表しました。また、光源寺の「光」でもあります。

二つ目は今年の記念品。
 「回り道も 寄り道も あなたにとって意味のある道」
この言葉をイメージした絵を作成してもらいました。
作者は、住職さんの大学時代の友人で、今はフランスでイラストレーターとして活躍している増川まさこさん。
 とても温かみのある優しい絵を描かれるまさこさん。このコロナ禍で過ごした一年に少しでも明るい気持ちを持つことができるようにとの住職の思いで、除夜の鐘の記念になる作品を制作してもらいました。

この記念品をご希望の方は、光源寺までご連絡ください。


それでは、本年もよろしくお願いいたします。
記念品作者紹介
増川まさこ

香川県出身
高校からアメリカへ国費留学する機会を経て、インディアナ州の高校へ1年間留学。
その際にオプションで取った美術のクラスで先生にすすめられて美大へ奨学金の申請をして合格し、美術の道へ進むことになる。
大学、大学院とジョージア州サバンナで過ごし、アトランタで就職。

勤務していた会社で知り合ったフランス人と結婚、それを機にフランスへ渡る。
子育てをしながらイラストレーターをしており、フランスのギャラリーからフランス国内、ドイツ、カタールで絵の展示販売なども行う。






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