本文へ移動
光源寺4大法要勤修
2023-11-21
令和5年11月12日(日)
光源寺本堂で、4大慶讃法要が勤修されました。
〇親鸞聖人御誕生850年
〇立教開宗800年
〇光源寺開創390年
〇日曜礼拝50周年
この4つの慶びの法要を、200人近い参拝者の皆様とともにお参りできたこと。共に慶ぶことができたこと、このご縁に感謝しています。

 クリーニングされた内陣の荘厳。そして畳替えされた外陣。おそらくは、ここ30年の間で一番手入れが行き届いた本堂だったのではないでしょうか。
 午前10時、「喚鐘」の声とともに10打の鐘が鳴り響き、法要が始まりました。書院では20名のシャンティのメンバーが立ち上がりました。シャンティとは、光源寺のコーラスグループ。この度の法要で導師入堂と退堂の時にコーラスで場を和ませました。楽曲は仏教讃歌「衆会」「みんな花になれ」この日の為に練習を重ねてきました。
 コーラスに併せて導師である住職の入堂。しかし注目の的になったのは住職の前後を歩く子ども達。「胡蝶」「迦陵頻伽」という2種類の衣装を身に纏った4人の子ど達が住職を本堂に導きいれます。
 事前に参拝者に手渡されていたのが「華葩」。通常、法要のときは僧侶だけが手にし、お勤めの途中で散華します。この度は、参拝者全員で散華を行いました。仏様のいる場を花で荘厳するという意味もあるこの散華で本堂中に花びらを散らしました。
 お勤めは「正信念仏偈 和讃譜(わさんふ)」。西本願寺で「親鸞聖人誕生850年立教開宗800年慶讃法要」に合わせてに制定された新しい正信偈の節でのお勤めでした。今年に入り、度々お勤めしてきたこともあり、参拝者一同声高らかにお勤めすることができました。
 お勤めの後の記念式典では、新総代任命式が行われました。住職と同世代となる50~60歳代の若い世代が新たに総代に任命されました。光源寺が若返り、今後を照らす希望に満ちた式典となりました。
 記念法話は寺田教証師。光源寺とは40年以上のご縁があります。「ご本尊とは「本当に尊い物」ではなく「本当に尊い事」である。「物は取り換えが可能だが、事は取り換えることができない。お念仏は取り換え不可能な如来のお働き」とのご法話を頂戴しました。
 法要の最後は記念撮影。本堂前に集合し、通常の撮影かと思いきや、突然登場したのはドローン。間近で見るドローンに歓喜の声が飛び交い、ドローンに向かって手を振りながらの記念撮影となりました。
 令和になって勤められた初めての大法要。変わらないみ教えと伝統をしっかりいただきながら、新しいものを取り入れた記念協賛法要となりました



ドローンによる空撮
「胡蝶」「迦陵頻伽」
参拝者と共に散華
手入れされた内陣での勤行
入堂
新総代任命式
住職挨拶
満堂の本堂
記念法話
シャンティによる音楽法要
浄土真宗本願寺派
巍々山 光源寺

〒850-0802
長崎県長崎市伊良林1丁目4-4
TEL.095-823-5863
FAX.095-823-7231
 
TOPへ戻る